ペルーでノンストップバードウォッチング「バートウォッチング・ラリー・チャレンジ2013」が開催


6月11日から18日の8日間、ペルー北部で様々な自然地域をカバーした広いエリアで、ノンストップバードウォッチング「バートウォッチング・ラリー・チャレンジ2013」が開催される。

ペルーは海岸砂漠地帯、アンデス山岳地帯、アマゾン川流域熱帯雨林地帯に分かれており、それぞれの気候に合わせた豊かな生態系を持っている。ペルーは野鳥王国でもあり、世界の20%にあたる1837種の野鳥が生息している。そのうちペルーの固有種は120種確認されている。

本大会は、ペルー政府観光庁、ペルー通商観光省、インカテラ・アソシエーション(ITA)らが共同で開催。ペルー北部のランバイケ、カハマルカ、サン・マルティン、アマソナスで行われる。大会には世界各国から野鳥の専門家が参加し、各地域の自然保護区で確認した鳥の種類を競う。第二回目の本大会にはアメリカ、イギリス、南アフリカ、スペイン、ブラジルの6チームが参加。バードウォッチングの舞台になる地域には、約1400種類の鳥が生息している。1500キロにわたる競技コースは、海岸さばく地帯のランバイケからスタート。さらにカハマルカ、アマソナス、最後はサン・マルティンになる。

大会開催の目的は、野鳥観察を通じてペルーの豊かな自然や農村地域の保護だが、エコツーリズムを通じて持続可能な開発を可能にし、雇用創出につなげていきたいようだ。ペルー政府は観光資源の活用として、エコツーリズムにも力を入れて推進しており、今後もバードウォッチング目的の観光客増加をめざしていく。

■大会スケジュール

1 日目(6/11) ランバイエケ
2 日目(6/12) ランバイエケ-カハマルカ
3 日目(6/13) カハマルカ
4 日目(6/14) カハマルカ-レイメバンバ
5 日目(6/15) レイメバンバ-アマソナス
6 日目(6/16) アマソナス
7 日目(6/17) サン・マルティン
8 日目(6/18) タラポト
大会 HP: バードウォッチング・ラリー・チャレンジ(英語)

■インカテラ アソシエーション(ITA)
ペルーのエコツーリズムの先駆けとして持続可能な観光事業を展開しているインカテラが設立したNGO 団体。

 


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