タイでムエタイ選手として活動する傍ら、現地の恵まれない子供たちへの支援活動を続ける志朗が、6月26日(現地時間)、バンコク近郊のノンタブリー県にある『パヤタイ・ベビーホーム』を父・松本弘二郎さんとともに訪問した。

現在タイには全部で8カ所国立の孤児収容施設が設けられているが、その中でも『パヤタイ・ベビーホーム』は最も大きく、0歳から5歳まで計346人の子供たちが収容されている。以前にも志朗はこの施設を訪れているが、今回は粉ミルクや紙オムツとともに大型冷蔵庫を贈った。
施設の関係者は喜びを隠さない。
この施設は国からの助成金や市民からの寄付で成り立っていますが、それだけではとても足りません。しかも、政府にこちらの希望を伝えても手続きが複雑でものすごく時間がかかる。なので、今回のように海外からの支援はひじょうに助かります」




志朗は2~3歳の子供が暮らす部屋を訪れ、「ダッコして」「一緒に遊んで」とせがむ子供たちと戯れていた。数日後には別の施設を訪れ、日本から持ってきた文房具を贈っている。そういえば、弘二郎さんはペルーへの支援活動で現地でも知られた日本人。松本家には「社会に認められてこそ一人前」という家訓があるのだろうか。

 

 

 

 

 

 

Writer:布施鋼治

1963年7月25日、札幌生まれ。スポーツライター。

大学生時代より執筆業を開始。現在はNumber、共同通信、北海道新聞、ファイト&ライフ、スポルティーバなどに執筆中。
2009年、「吉田沙保里 119連勝の方程式」(新潮社刊)でミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞。
他の主な著作に「東京12チャンネル運動部の情熱」(集英社刊)、「格闘技絶対王者列伝」(宝島文庫)などがある。
「ファイティングTV サムライ」などで格闘技番組の解説も務める。
写真提供:シンラパムエタイ

 


Tags: , ,

ABOUT THE AUTHOR: