女性による起業環境ランク評価で、ペルーはチリに続き2位

 

女性の起業環境や女性経営者の中小企業を支援し、成長するための環境を評価する Women’s Entrepreneurial Venture Scope(WEVntureScope)によれば、ペルーのは、南米の中でチリの1位に続き、評価が20カ国中第2位という結果だった。

Women’s Entrepreneurial Venture Scope(WEVntureScope)は、米州開発銀行の多国間投資基金との協力で運営されており、女性による起業の環境を、ビジネスオペレーション・リスク、資金調達などのファイナンシャル事情、女性の能力とスキル構築の機会がどの程度あるか、社会サービスが女性の起業をどこまで支援しているかなどを評価している。

対象はラテンアメリカ、カリブ海地域。

ペルーの起業状況は、零細中小規模のビジネスが多く、金融リスクや技能訓練などの環境が地域の平均を上回って高い数値を出している。

しかし、地域によって女性の社会評価に差があり、女性差別が起きやすい地域では、犯罪や暴力問題などの被害があると指摘。また健全なマクロ経済を推進するためにも、ワイロや汚職問題などを払しょくさせる必要があるとしている。

女性が活躍している分野は、非伝統的物品の生産だが、ビジネスネットワークを構築し、研修プログラムの基本開発に取り組み、運用していくことで、さらに高い労働力を確保していくことができるという。


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