ペルー産のアボカド、日本に向けて輸出実現へ

6日、日本市場に向けてペルー産のアボカドを輸出するため、日本から農林水産省の職員らがペルーを訪れ、ペルー農地健保サービス(SENASA)の専門家と共に、技術会議を開いた。


ペルー側も、アボカドの輸出については、積極的に展開しており、6月には、ミルトン・フォン・ヘッセ農業灌漑大臣が貿易使節団を伴い、アジア市場へとアクセスとして、中国、日本、韓国を訪れている。
その中でも、日本市場への進出は、以前から段階を経て進めてきており、現在メキシコ産のアボカドが中心の日本市場で、ペルー産のアボカドがどのような動きをするのかが注目されている。

現在のところ、ペルー産アボカドの輸入が抱える問題は、チチュウカイミバエだ。そのため日本側は、生産現場を訪れ、害虫駆除から植物検疫の工程を視察している。日本側が受け入れられる、生産体制や植物検疫認証システムの検証を確立し、その他日本側の基準を満たした植物検疫が行われるかが求められる。

フォン・ヘッセ農業灌漑大臣は、農業灌漑省(MINAGRI)が、ペルーの農産物の新たな市場を拡大させるべく、積極的な貿易政策を展開するとの考えを示し、日本への輸出最終段階にきているペルー産のアボカドの将来性について、高い期待を寄せている。

写真提供:農業灌漑省(MINAGRI)

 


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