ミスペルー・ニッケイ、アミスタと共に貧困地区へクリスマス訪問




ペルーの日系新聞「プレンサ・ニッケイ」のルイス・メラ記者が、2012年のミス・ニッケイが、地元のアソセアシオン・アミスタ・ペルー・ハポン(理事長:松本弘二郎)とともに、貧困地区にある障害者学校と保育園にクリスマスギフトを持って訪れた様子を伝えている。

現地ペルーの12月21日(金曜日)、アソセアシオン・アミスタ・ペルー・ハポンの副理事長マリア・コハツさんらメンバーたちは、ミス・ニッケイのヒロミ・ヒロナカさんと一緒に、リマ市の貧困地区のひとつであるカラバイージョ区のサンタ・ロサ障害者学校を訪れた。

エリザベス・ラミレス校長や職員、学校で学ぶ64人の子どもたちが、一行を出迎えたという。

ミス・ニッケイとともにメンバーは、子どもたちにクリスマスプレゼントを渡し、もうじきやってくるクリスマスの喜びを分かち合った。

アソセアシオン・アミスタ・ペルー・ハポンは、日本に組織を置くNPOアミスタ・ペルー・ニッポン(理事長:松本弘二郎 以下アミスタ)とともに、貧困地区に暮らす子どもたちの支援をするために作られた。活動のひとつとして、現在ではペルーのプエンテ・ピエドラにあるクマモト保育園の衛生や食事について支援をしている。

マリア・ルイサ・コハツ副理事長は「サンタ・ロサ障害者学校へは、二度目の訪問になりました。この学校はフジモリ大統領の時代に日本の支援で作られた学校ですが、老朽化が進んでおり、修繕が必要となってきています。アミスタでは、この学校の床の改修工事の支援を計画しているところです」と答えている。

クリスマスプレゼントのほかに、十分な医療を受けられない地区に暮らす子どもたちのために、アミスタでは、救急医療箱を用意し医療品の支援も今回行っている。



続いて、アミスタのメンバーとミス・ニッケイは、プエンテ・ピエドラ区にあるクマモト保育園(IEI605KUMAMOTO)にクリスマスプレゼントと救急箱を持って訪問。ここは長年にわたり、アミスタが衛生や食事提供の面で支援している保育園だ。

カヤバリージョ区とともにプエンテ・ピエドラ区は貧困地区で、砂山のようなところに建てられた家には水道も引かれていない。

アミスタのメンバーが訪れると、ミラグロス・レイナガ園長らや保育園に通う3歳から6歳の約70人の子どもたちは、一足早いクリスマスの到来に大喜びだった。

写真記事提供:Luis Mera プレンサニッケイ

写真上:サンタ・ロサ障害者学校にて。右:マリア・ルイサ・コハツ副理事長

写真中:クリスマスプレゼントを渡すミス・ニッケイのヒロナカさん。

写真下:クマモト保育園の子供たち。後列手前左から二人目、ミラグロス園長。

 

 

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