パンアメリカン・ゲーム2019の開催国が、ペルーのリマに決定

南米のオリンピック、パンアメリカン・ゲーム2019の開催国が、ペルーのリマに決定した。

41か国のオリンピック委員会や関係者約350人が参加する、第51回パンアメリカ・スポーツ委員会(PASO)の総会がカナダ・トロントで開催される中、10日に投票が行われた。ペルー・リマ市は、有望視されていたチリのサンティアゴを破り、第一回目の投票で31とい圧倒的な票を集めて、開催国に選ばれた。

2019年に開かれる、パンアメリカ・ゲーム2019には、南北アメリカお41か国から6000人のトップアスリートたちが集まることになる。ペルーでの開催は初めてのことで、初めて主要な国際スポーツのホストになるということで、大きな歓喜に包まれている。

パンアメリカ・ゲーム2019に向け、国内においてスポーツへの支援や興味が高まり、さらに身体活動を向上させるためのインフラ設備の投資や社会全体のスポーツへの高い関心が、今後国民に大きな財産となり、こうした実績が、オリンピックへの開催へとつながっていくと期待されている。

また、関連事業が増えることで、文化やスポーツなどでも、大きな経済効果や観光誘致へのきっかきになり、全体の経済活性化効果も得ることとなる。

リマ市は、パンアメリカ・ゲーム2019のために、競輪場や陸上施設、選手村、水泳競技施設等の設備のために、7.12億ドルが必要と試算している。


Follow me!