LINE電話、ペルー・日本・アメリカ等8カ国でサービスを開始

LINE

「LINE電話」サービスが、日本・アメリカ・メキシコ・スペイン・タイ・フィリピン・コロンビア・ペルーの世界8カ国で開始した。

スマートフォンの利用者数拡大と共に、LINE登録ユーザー数は、爆発的に増加した。2013年11月25日の時点で、世界3億人を突破したが、2014年中に世界5億人のユーザー数を目指す。

すでに、スマホユーザー同士では、キャリア固有の通話よりも、LINEでのやり取りのほうが主になっているケースもある。アプリを使うことで、無料の通話も可能というのは、スマホユーザーをLINEに引き寄せる理由にもなった。しかしLINEユーザー同士のみという制限があるため、どこでも使えないという問題もあった。

携帯電話だけではなく、固定電話にもかけられるLINE電話は、有料サービスになるとはいえ、LINEユーザーにとっては、いちいち他の通信サービスのためのアプリを使うことなく、LINE一本化で、通信を行える利便性が魅力だ。今回はAndroido版アプリで先行しており、iOS版の利用はまだ未定だ。

利用料金のタイプは2つ。話す分だけ支払う「コールクレジット」。一月に通話する時間を指定して、一定料金を払う「30日プラン」ならば、「コールクレジット」よりも通話料金が安くなる。

また、LINEのコイン利用可能だ。

たとえば日本からペルーの固定電話にかける場合、「コールクレジット」を使えば、1分あたり2円から。「30日プラン」ならば、60分で590円。これまでインターネットを使って通話サービスを提供してきた企業にとっては、LINE電話との差別化はどこにあるのか、はっきり打ち出す必要がありそうだ。

LINE電話ペルーへの通話料金


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