Lima

世界銀行が発表した最新の「Ease of Doing Business(ビジネスの容易な国)」ランキングによれば、ペルー189カ国中、35位となった。

ペルーの財務省の発表によると、昨年よりも1つ順位は下がったものの、コロンビアの34位に続き、中南米の中では2位に治まったようだ。チリの41位と比較すると、ペルーは高い評価を得ている。

順位の高い国は、1位シンガポール、2位ニュージーランド、3位香港、4位デンマーク、5位韓国、6位ノルウェイ、7位米国、8位英国、9位フィンランド、10位オーストラリとなっている。日本の順位は、昨年より2ランクさがり29位だった。

ランキングの高い国は、各国の経済競争力の強化対策がランキングに反映されており、こうした国の強みは、来年度の評価にも影響する。

中南米でみると、ペルーは2位に位置付られ、日本の評価と比べて、それほど大きな差があるわけではない。昨年までの継続した経済成長の後押しもあり、海外からの直接投資も伸びていた。

しかし、ペルーで事業を展開する上で問題視されているのが、税制・税務手続きの煩雑さと、電力、物流、通信などのインフラ設備が十分に整ってないことだ。

こうしたビジネス向け環境を改善し、国際的なビジネス慣習に沿った法制度の改革や法律運用などが強く求められる。

2003年以来、600以上の規制改革を実施しているペルーだが、ビジネス環境を改善するためのプログラムを作り、省庁間で取組行う調整を確実にするために、改革のゴールを設定し、改革委員会を効果的に運営することが必要だ。

こうした側面が、上手く動かないことには、来年度の評価は期待できない。

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