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6月5日、ペルー大統領選の決選投票が行われたが、9日の現在もまだ勝負はついていない。ペルー大統領選挙の歴史の中でも、稀にみる接戦になっている。

最新(6月8日時点)の発表では、元首相のパブロ・ペドロ・クチンスキ氏、50.114%(8,566,619票)、ケイコ・フジモリ氏49.886%(8,527,550票)で、ここにはまだ海外での投票結果がすべて含まれているわけではない。国内での開票率は99.9%になっているが、こうした国外での票、そのほか、不確定な票の判定など入れると週末まで最終判断を待つようになるという。

 

日本国内では、選挙投票対象者は30、330人だったが、そのうち実際に投票したのは、10、385人、ケイコ・フジモリ氏への投票%は、82.31%、クチンスキ氏17.92%と圧倒的にケイコ・フジモリ氏支持者が多い。
なお、投票については、実際に投票会場に出向いても、投票できないという人が多数出ていた。
その理由として、ペルーの選挙に関する法律では、投票のためにテーブルが用意されているが、そこにボランティアの投票管理者が3人必要になる。しかし、そのテーブルに人が集まらないとテーブルでは、投票することができない。
テーブルには番号が振れていて、自分の名前が割りあてられているテーブルに、人がそろわないと選挙を始めることができず、投票ができないとなれば、会場にいても棄権ということになる。
ペルーの国会議員議席は、130だが、そのうちケイコ・フジモリ氏が率いるフエルサ・ポピュラは、73議席を持つ。対してクチンスキ氏は18議席だ。
選挙キャンペーンでは、対フジモリ候補へのネガティブキャンペーンを行ってきた、クチンスキ氏。2011年には、ウマラ大統領との決選に残ったケイコ氏を応援していた。
僅差でクチンスキ氏が大統領に当選したとしても、73議席を持つフエルサ・ポピュラをとともに、どう国会を運営していくのかという問題を指摘する声があがっている。
政策的にはともに中道右派、新米路線、市場開放を支持している二人にそれほど違いはない。
じわりじわりと票を伸ばす、ケイコ・フジモリ氏。クチンスキ氏が逃げ切れるかどうか。そこが注目されている。


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