鳥取砂丘「砂の美術館」砂で作られた彫刻でめぐる南米・ペルー

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鳥取砂丘の向かいにある「砂の美術館」では、砂の彫刻で作られた南米の遺跡や人々が展示され、話題を呼んでいる。

鳥取砂丘には、世界で唯一の砂を使った彫刻を展示する美術館がある。2012年4月に開設以来、砂像彫刻家の茶圓勝彦氏が総合プロデュースを務め、毎年海外各国から砂像彫刻家を招いて世界最高レベルの砂像を展示している。

砂の美術館では、「砂で世界旅行」をテーマに、毎年地域を変え作品を紹介。2006年の第一期の「イタリア・ルネサンス」に始まり、第九期の現在は、「砂で世界旅行・南米編(2016年4月16日~2017年1月3日)」というテーマで作品が展示されている。

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砂で作られた砂像の魅力は、砂という素材が時間の経過と共に崩れていくのにもかかわらず、そうしたもろい素材である砂を使い、細部まで表現された彫刻の素晴らしさを見れることだ。

 

館内の作品は、撮影が許可されており、昼間に観覧のほか、日没後にはライトアップされた砂像を見ることができる。

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会場では、ペルー・マチュピチュ、アンデスの人たちや、チチカカ湖の様子、インカ帝国の王の姿などが飾られ、幻想的な雰囲気の中、砂で作られた砂像が作り出すストーリーを体験できる。

 

「砂で世界旅行・南米編」写真Flickr

撮影:ロクサナ・大城

<会期>

2016年4月16日(土)~2017年1月3日(火)

第9期「砂で世界旅行・南米編」 〜繁栄の記憶を留める奇蹟の新大陸を訪ねて〜

砂の美術館

 


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