ペルー産カカオ豆を使った明治「ザ・チョコレート」誕生

カカオ豆の買い付けから焙煎、そしてチョコレートにするまでを一貫して行う「Been to bar」という製法で作られた明治の「ザ・チョコレート」。そのシリーズにペルー産のカカオを使った、『meiji THE Chocolate可憐に香るブリリアントミルク』が誕生。10月3日より発売される。

手ごろな価格でありながら、これまでにないスタイリッシュなパッケージと世界中から選ばれたカカオの香りや味わいを存分に楽しめるチョコレートとして、人気を集めている「ザ・チョコレート」。ペルー産カカオ豆を使った新商品の発表会が、26日都内椿山荘にて行われた。

ペルー産カカオ豆の特徴は、カカオの持つ3大香味特性の「フローラル」「ロースト感」「フルーティー」うち、フローラルな香味が際立っているという。紅茶を飲んだ時のように華やかな香りとそれに引き立てるかのようなカカオ感を持っており、新製品はこの香りとミルクの濃厚さを楽しむことができるダークミルクチョコレートだ。

ペルーは世界でも有数のカカオ輸出国であり、高品質なカカオ豆を作っている。2016年のインターチョコレートアワードでは、1位のベネズエラに続き2いいと高く評価されている。

しかし、こうしたカカオ豆の需要拡大の中、懸念されているのが世界のカカオ豆消費に対して、生産が追い付かないという問題だ。カカオ農家の生活や環境は木々の老木化、生産栽培技術、厳しい労働環境など多くの課題がある。そこで明治が行っているのが「メイジ・カカオ・サポート(MCS)」だ。

「カカオ豆を仕入れてチョコレートとして、販売するだけではなく、チョコレートで世界をつなげていくメイジ独自の取り組みです。カカオ産地国と消費国をつなげる懸け橋になりたいと考えています」と川村和夫代表取締役社長は語る。

MCSは、明治の社員がカカオ生産国へと赴き、カカオ生産農家と共に多岐にわたる改善に取り組んでいく。

例えばペルーにおいては、ファーマーズ・トレーニング・スクールを開催し、カカオの選定、接木、施肥、農薬の取り扱い健康管理などについて学ぶ。また営農費用先行融資や地域学校への器具などの寄付を実施。

今後は、ペルー産カカオの重要性と将来にむけて持続的な生産を行っていくために、これまでのMCSよりより進んだ、「カカオ農機具バンク」の設立が予定されている、このカカオ農機具バンクが機能することで、カカオ生産者が、農機具を購入するための初期投資や維持の負担を懸念する必要がなくなる。農家の作業や経済負担が軽減されることで、より品質の高いカカオ豆を継続して生産することが可能になる。

さて、新製品発表に合わせて会場では、新商品である『meiji THE Chocolate可憐に香るブリリアントミルク』を試食。

同シリーズの他のミルクチョコレート系と比べると、ペルー産カカオ豆を使った「可憐に香るブリリアントミルク」は、口に入れるとその華やかな香りが口内に広がり、そして余韻を持って鼻から抜けていくのが心地よい。そして、舌には濃厚なミルクとカカオの味わいが残る。

販売は、10月3日より。全国のコンビニ・スーパーなど小売店にて。

写真上:『meiji THE Chocolate可憐に香るブリリアントミルク』

写真中:株式会社明治 代表取締役社長 川村和夫氏

写真下:ハロルド・フォルサイト駐日ペルー大使より、川村代表取締役社長にペルー政府から感謝状が贈られる

明治「meiji THE Chocolate」WEB

 

明治「meiji THE Chocolate 」記者会見写真はこちら

 


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