ウマラ大統領、南極を視察。南極遠征25周年記念を祝賀

11日、ペルーが南極を遠征した25周年記念を祝うため、のオリャンタ・ウマラ大統領は、ペルーの大統領としては初めて南極を訪れた。

9日よりチリのエドゥアルド・フレイ空軍基地に着陸したウマラ大統領と調査団は、天候を見計らいペルーの科学調査船フンボルトに乗り込み、南極に向かった。大統領はその後、南極の地質学や気象学、生物などの研究を行うために作られた調査基地マチュピチュを訪れる。

1988年にペルーから科学調査船フンボルトが南極に送られて以来、ペルーの国家元首が南極を訪れるのは初めてのことだ。

1988年以来、基地の人員の維持、供給、輸送はセルバンテス·デル·マール·ド·ペルーの科学調査船のBICのフンボルトによって行われてきた。

南極への視察は、この地における環境保全と平和関与について、ペルーの役割を強化するために行われた。ペルーの科学調査隊は、南極の海流や気象のモニタリングを行い、環境への影響を継続して調査している。

南極のペルーベース。マチュピチュにて、ウマラ大統領は「今後もペルー政府は南極の科学的調査基礎を確立し、そのための国家予算を確保しながら、南極政策をさらに強化していく」と語ったとペルー国営ニュースANDINAは伝えている。

すでにウマラ大統領は、2013年度の予算を930万ドル承認しており、マチュピチュで行われる調査が、南極政策における永久的な基盤を構築していくとの高い期待を寄せている。

 

写真提供:大統領公式広報室


 

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