ペルーの観光収入11%増。33億米ドル

ペルー観光省、クラウディア・コルネホ副大臣は、2012年度のペルーにおける観光収入は、33億ドルになる見通しで、2011年度より11%増加したと発表。

この増収は、ペルーを訪れる外国人観光客がペルーで使う予算が増えたことが影響しているという。

また、観光分野でペルー国内に100万以上の雇用を創出することができたと指摘。観光業の発展は、こうした雇用を生み出すかどうかも重要な要素だと語った。

さらに、観光業界の中で、ニッチ市場を探し出し、より多くの起業家たちが観光ビジネスに携わり、雇用と経済発展のサイクルを作れるようにしていく政策を作り出したいと付け加えた。

続いて、コルネホ観光副大臣は、2013年にペルー国内の伝統的な手工芸品の販売成長が、6~7%の成長があるという見通しを示した。

外国人観光客が、平均的に購入する手工芸品の金額は、約110米ドルから120米ドルになるという。

この点について、「観光省が主導的に、手工芸品の職人を育成し、新しいデザインや製造法を取り入れながら、観光客のニーズに合いなおかつ、クオリティーの高いものを市場に送り出すようにしたい」との計画を語った。

また、こうした手工芸品のクオリティーが上がることが、外国人だけではなく、ペルー国民にとって、国内流通の市場を拡大するうえでも有益だとしている。


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