ペルーの非伝統産品の輸出増加は、国内の雇用を促進しているとの見かた

18日、ペルーのホセ・シルバ貿易観光大臣は、「ペルーの非伝統産品の輸出が年々拡大しており、それが貿易と観光関連の雇用を創出するのを後押ししている」とペルー国営報道ANDINAにて答えている。

「実際にこれまで主力であった伝統的な製品の輸出より、工業製品やアスパラガスなどの非伝統産品の伸びによって、労働需要ブームを作っている」という。

ウマラ政権は、任期中に輸出総額を860億ドルまでに拡大させ、そのうち非伝統産品は、今の3倍まで輸出額を伸ばしたい考えだ。そのために積極的にFTAなどの構築を熱心に行ってきている。

また信用格付け会社のスタンダード&プアーズ社は、ペルーの格付けをBBBにあげている(2013年3月8日現在)。財政金融政策の正常な実施状況とペルーの高い外貨準備高によって、債務負担が少ないのと鉱業価格は下がっているものの、長期的な成長見通しができることなどが、理由だ。さらに輸出高の継続的な伸びも評価されている。


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