時間と共に変わるペルー世界遺産マチュピチュ、ソニー“α”CLOCKのトップページで公開

デジタル一眼レフカメラで定点撮影された、ペルーの世界遺産「マチュピチュ歴史保護区」が、4月3日からソニーのコーポレートサイト内の特別企画「ソニー“α”CLOCK~“α”が刻む世界の時~」にて、公開されている。

撮影は、2012年12月。雨期のマチュピチュ歴史保護区にて行われた。これまで開門時間外の撮影は、一切認められていなかった同地だが、今回の撮影では、ペルー政府観光庁(PROMPERU)の協力もあり、早朝夜間の撮影が可能となった。

“α”CLOCK は、フォトグラファーの貫井勇志氏が、デジタル一眼レフカメラで世界遺産を定点撮影したものが、閲覧・ダウンロードできる。同サイトでは、厳選された12枚の写真をサイトトップで紹介しており、時間の経過や光の変化で表情を変えるマチュピチュを見ることができる。

撮影は10日間にわたり行われたが、このプロジェクトの成功には、3年に渡る交渉があった。高地でさらに雨期ということもあり、雨に打たれながらの過酷な撮影となった。「体力的に過酷でしたが、マチュピチュの幻想的な光景を前に、その独特の光と色彩を表現することに全力を注ぎました」と貫井氏は語っている。

1989年にユネスコ世界遺産に登録されたマチュピチュ歴史保護区は、年間100万人訪れる、ペルーを代表する観光地だ。マチュピチュの神秘的な美しさを体現したソニー“α”CLOCKの特別企画。

パソコン画面のスクリーンをスクロールするごとに、変わりゆくマチュピチュは、一瞬で空中都市へと誘ってくれるようだ。
ソニー“α”CLOCK~“α”が刻む世界の時~
2008 年9 月に開始。一眼レフカメラで世界遺産を定点撮影し、その記録を広く伝えていくことを目的とするプロ
ジェクト。「ヨーロッパメディアアワード」WEB部門グランプリのほか、「第6 回企業ウェブ・グランプリ」ベス
ト・グランプリを受賞。11 言語に対応。撮影した写真はAndroid 向けアプリケーション「"α"CLOCK for Mobile」
でも公開している。
貫井勇志(ぬくい ゆうじ)氏プロフィール
1964 年、東京生まれ。86 年より米LA でプロフォトグラファーとして活動、96 年にLA で広告制作会社を設立。
01 年に映画/映像制作のため活動現場を日本に移す。映像作品として「平成職人の挑戦」、「SMALL WORLD」、
「血族」などがある。07 年に制作会社CINEMAFORCE を設立。08 年9 月より、「αCLOCK」の専任アーティ
ストとして、プロジェクトに携わる。

 


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