横浜市、ペルー共和国カヤオ市と共に成長するパートナーとしての共同声明発表


3月29日(金曜日)、来日中のペルー共和国カヤオ市長が、神奈川県横浜市を訪れ、林文子横浜市長と共に、両市が共に成長するパートナーとして、港湾を中心に経済や文化、観光、市営運営などについて、協力関係を深めていくと共同声明を出した。

カヤオ市は、ペルーの輸出入を支えるカヤオ港があり、リマ市から西のほうに位置する。太平洋貿易の重要な拠点となるカヤオ港は、現在大規模な投資が行われ湾岸の改革が進んでいる。

今年は日本とペルーが外交を樹立して140周年という記念の年にあたる。ペルー・カヤオ市のフアン・ソトマヨル・ガルシア市長は、林文子横浜市長と共同声明を出したことで、この機会にペルーへの招待を実現させたいという意向を示している。太平洋をはさんで向かいあう形の横浜市とカヤオ市は、相互が協力し合うことで、友好を保ち、未来に向けて平和と発展に貢献していきたいとの意思を確認し合った。

1899年2月27日に、最初の日本人移民を乗せたさくら丸が、横浜港を出て、同年4月3日にカヤオ港へとたどり付いている。ここから両湾岸都市の歴史的なつながりが始まっている。ガルシア市長は、1954年カヤオに生まれ、テレビ番組のプロデューサーを経て、カヤオ市議会員となり2011年カヤオ市長に就任した。

 

写真中央左、林文子横浜市長、中央右よりガルシア市長、エスカラ駐日ペルー大使。

 


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