ラテンアメリカ世界経済フォーラム2013年がペルー・リマで開催

4月23日から25日に間、ペルーのリマ市でラテンアメリカ世界経済フォーラム2013年(World Economic Forum on Latin 2013)が開催される。

ラテンアメリカが共通して抱える問題は、貧困緩和と安定した経済成長だ。それを実現させるのが外国投資や観光誘致の成功。ミドルクラスをできるだけ増やし内需を拡大させることだ。しかし、南米は、天然資源、文化遺産や人的資本、広い国土に恵まれた国々だという特徴もある。経済フォーラムは、長期的な社会発展を行うための経済連携や、包括的な政策について討議される予定だ。

今年のラテンアメリカ世界経済フォーラムは「農村開発と食糧安全保障のための投資」というのが議題になる。

経済フォーラムの会場は、リマのウエスティンホテル。南米のダボス会議と言われる世界経済フォーラム(WEF)が、ペルーで開催されるのは初めてのことだ。ヨーロッパやアジア太平洋地域、国際機関関係者、政府高官、閣僚など約40の国から参加する。

大会全体のテーマは「社会を強化し成長育成する、そしてその成長を配信する」とし、ソーシャル、イノベーション、競争力、持続可能な開発、天然資源、エネルギー、鉱山について話し合いが行われる。

ペルーが会議の開催地に選ばれた背景には、長期に渡り経済成長を行い、それを支える市場開放政策の成功と太平洋同盟などでも実質リーダー的な存在として、経済連携を牽引している実績などがある。ラテンアメリカ地域における経済の中心になってきているペルーは、海外に向けて積極的な投資セミナーを実行している。

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