4月23日、ラテン・アメリカ世界経済フォーラム、リマで開催

4月23日から、ペルー・リマで南米を中心とした、経済成長促進に関する「世界経済フォーラム」が開催された。

ラテン・アメリカ世界経済フォーラムの目的は、持続可能は技術革新と経済促進などについて。パネリストとしてメキシコのペニャニエト大統領、ホスト国のペルー・ウマラ大統領、パナマのリカルド・マルディネリ大統領などが参加する。フォーラムでは、ラテン・アメリカ諸国が共通して抱える課題などの討議、新興中産階級の拡大、また治安維持のことなどについても討議される。フォーラムには、世界銀行の代表やラテン・アメリカとの経済協定関連が強力にあるグローバル企業の幹部らが参加する。

ペルーのヒメネス首相は、「我々が掲げる経済成長とは、社会的包摂を可能にするものでなければならないと共通に認識している」と会議開催にあたって、記者団に答えている。

ラテン・アメリカ全体では、過去10年にわたり堅調な経済成長を行ってきており、欧州や米国による経済危機についても、それほど大きな影響を受けずに今にいたっている。しかし、その成長も各国でばらつきがあるのは否めない。資源や経済成長を武器に、輸出拡大を狙いたい南米主要国は、同時に治安や左翼路線とのせめぎ合いという問題を抱えている。

ラテン・アメリカ全体の経済成長は、2011年が最も高く4.6%の拡大があり、2012年には3%増となっている。


 

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