ナスカ地上絵新しい観測塔完成。贈呈式が都内ペルー大使館で行われた
ユネスコ世界文化遺産に登録されているペルー・ナスカの地上絵。その地上絵を観測できる新しい観測塔「ミラドール」が完成し、贈呈記念式が3月20日、都内の駐日ペルー大使館で行われた。
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ユネスコ世界文化遺産に登録されているペルー・ナスカの地上絵。その地上絵を観測できる新しい観測塔「ミラドール」が完成し、贈呈記念式が3月20日、都内の駐日ペルー大使館で行われた。
ペルー・ナスカの地上絵保護活動を行う「ミラドール・プロジェクト(MIRADOR PROJECT)」。ナスカの地上絵を研究し保護活動に生涯をささげたマリア・ライヒェ氏の志を引きつぎ、ナスカの地上絵のために、新しい展望台の建設を計画、また山形大学のナスカ地上絵研究機関への研究費寄付などを行うため、2011年にその活動がスタートした。
山形大学とペルー政府は、ペルー南部のナスカ台地に描かれたナスカの地上絵を研究し保護とモニタリングについて、協力するための協定を結んだ。
ペルーの世界遺産である「ナスカの地上絵」。古の人たちがどのような目的で謎に満ちた地上絵を作ってきたのが。その解明に大きな貢献をしているのが日本の山形大学だ。11月25日から開催される駐日ペルー大使館での「ナスカ地上絵写真展」を前に、24日同大使館では、山形大学の坂井正人教授によるナスカ地上絵の特別講演が開かれた。