ピスコ酒、専門員会を置き、海外販路の拡大に。
ピスコ酒の主な輸出先は、米国で約280万米ドルに上る。しかし米国経済が回復しているとはいえ、ペルーからの輸出額をあげることはできなかったようだ。ピスコ酒の主な輸出先は、米国、チリ、ドイツがトップで、その後にスペイン、コロンビア、英国、日本と続く。
2月1日は、ペルーでピスコサワーデイに合わせたイベントが開催された。ピスコサワーデイは、ペルー生産省が決めたナショナルピスコサワーデイ。ペルー政府は、ピスコ酒の国家委員会(CONAPISCO)を立ち上げ、ペルーを代表するピスコ酒のマーケティング開拓のための戦略的な活動をしている。ナショナルピスコサワーデイもその一つ。
イベントは、リマ市内のミラフローレンス地区で開催され、関係者たちが集まり、ピスコサワーを作った伝説的なバーデンだ―である、ビクトル・バングーヘン・モーリス(1873年8月5日~1929年6月11日)の伝記が紹介された。ビクトルは、ユタ州ソルトレイク市に生まれ、1903年にペルーの鉄道会社の会計係として働くために訪れた。1915年にリマへと移り、モーリス・バーを開いた。
ペルーの輸出業者協会ADEXによれば、2013年は、42の国際市場に向けてピスコ酒を輸出したようだ。2012年度に比べると2%の減少はあったものの、輸出額は約540億米ドルだった。
ピスコ酒の主な輸出先は、米国で約280万米ドルに上る。しかし米国経済が回復しているとはいえ、ペルーからの輸出額をあげることはできなかったようだ。ピスコ酒の主な輸出先は、米国、チリ、ドイツがトップで、その後にスペイン、コロンビア、英国、日本と続く。