ペルーのチェンチェーロ新空港落札
25日、アルゼンチンとペルーによる共同投資会社であるクントゥル・ワシ(Kuntur Washi)は、2億6千467万億米ドルで、マチュピチュへのアクセスを格段に向上させる新しい空港建設を落札した。
アルゼンチンのアルゼンチン・コーポレーション・アメリカ社とペルーのアンディーノ・インベストメント・ホールディングス社によって設立された、クントゥル・ワシが、チェンチェーロ新空港建設プロジェクトの主翼をつかんだようだ。
ペルー・マチピチュは、ペルーの観光スポットの目玉だ。現在使われているクスコ国際空港は、市街地に作られているため、増加している観光客に対応できるような空港拡張をすることができないでいた。
すでに、2013年から、24時間発着できるというチンチェーロ新空港の建設が計画されていたが、近年の観光客増加にも拍車がかかりそうだ。クントゥル・ワシの事業期間は40年。2016年までには着工を始め、2020年の完成を目指す。新空港完成後は、現在のクスコ空港利用客の約2.5倍の年間500万人の利用を見込んでいる。
チェンチェーロ新空港は、民間の資金、経営能力、技術的能力を活用するPFI方式で運営される。