ワールドガイド賞にペルー人ガイドがノミネート

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イギリスの人気旅行雑誌「ワンダーラスト(Wanderlust)」が選ぶ今年の、ワンダーラストワールドガイド賞のファイナリストに、ペルー人のエフライン・バリャス氏が選ばれたようだ。

14日、ワールドガイド賞のファイナリストには、バリャス氏の他に、カンボジア、UK、ザンビアのガイドがノミネートされていると発表された。この中から一人が世界最高のガイドとして、10月21日に表彰されることになる。
第9回目を迎える今年のワールドガイド賞には、総勢2200名が選出され、その中からバリャス氏が選ばれた。
バリャス氏は、クスコのトゥパク・アルマ大学を卒業した後、12年に渡り、ペルー国内のトレッキング界をリードしてきた。
また、クスコの貧困に苦しむ少女達を支援するNPOのボランティアとしても活動している。
バリャス氏が注目されたきっかけは、2012年に行われたロンドンでの、チャリティーマラソンへの出場だった。インカ時代のメッセンジャーとして知られるチャスキ(chaski)の衣裳を身につけて走った。
ワールドガイド賞は、世界中の旅行者から送られるメールや、Webでの投票によって選ばれる。バリャス氏のガイドでトレッキングを行った人たちは、彼のガイドとしての高い資質野ほか、ユーモアセンスと、温かい笑顔や抱擁を絶賛している。また、自分のことよりも他人のためになにかを考えて行動する彼は、ペルーを世界に知らせる大使と同じだとも称賛されている。
10月21日のロンドンにある王立地理学会にて、バリャス氏が大賞を受賞することをペルー国民のみならず、ペルーを愛する旅行者達も願っている。

写真:wanderlust


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