南米最大の食の祭典ペルーでミストゥーラ開催
今年で7回目を迎える美食の祭典「ミストゥーラ(Mistura)」が、9月5日からペルーで開催される。
ペルー料理は、ペルーという変化に富んだ気候風土から取れる食材と、移民文化が融合して独自の調理法や料理から生まれてきた。
近年では、伝統的なペルー料理をさらにアレンジしたフュージョン料理が、国際的に知られてきており、日本国内でもペルー料理人気が注目されている。
「ミストゥーラ(Mistura)」は、ラテンアメリカ最大の食の祭典として、毎年内外から多くの人たちが訪れる今では、リマ市のビックイベントに成長している。
開催期日は9月5日から14日間。リマ市の新市街にあたる、ミラフローレンス地区北部のマグダレナ・デル・マー地区の海外沿いに設けられた敷地内で行われる予定だ。
会場では、アンデス、アマゾン、北部、南部、黒人文化の流れをくむクレオール料理、日本人移民がもたらせて食と文化が融合したフュージョン料理のニッケイなどに分かれる他、セビーチェやバーベキューなど、テーマ別のセクションも用意される。
イベント期間中には、有名シェフやパティシェによる料理講習会や、昨年に引き続き「国際料理サミット」も開催され、食のペルーらしく、世界の食トレンドが紹介される予定だ。
ペルー料理の国際的な認知度の上昇と共に、ペルーへの観光旅行目的の中に、美食を楽しむという観光客も年々増加している。
ワールドトラベルアワーズでは、「世界で最も美食が楽しめる国(World’s Leading Culinary Destination)」部門において、2年連続で最優秀賞を受賞をはたした。