ペルーの日系学校で、日本人アーティストによるパフォーマンスアート公演
ブルーマンにインスパイアされて結成された、3ガガヘッズが、南米ツアーの第4カ国目にペルーを訪れ公演をおこなった。
2003年に結成された「3ガガヘッド」のメンバー、トニー淳、正源敬三、パーマーイ雅晴は「ワハハ本舗」に所属するパフォーマー。これまでもアメリカやヨーロッパ、アフリカ、インドなど18カ国で公演をしてきた。
彼らのステージは、身近にある生活雑貨を取り入れ、ファンタジックでコミカルなパフォーマンスを披露する。
11月に始まった南米ツアーの最初は、ブラジル。アルゼンチン、チリに続き、ペルーは4カ国目の訪問先になった。3ガガヘッドが公演を行ったのは、ペルーのリマ市にある私立野口英世学園、日系人学校のラ・ビクトリア校とラ・ウニオン校だ。
全身にタイツを身に付け、メンバーがステージに上がると、子どもたちから大きな歓声がわきあがる。タイツ姿の彼らの演技が始まると、見学していた子どもたちは、大盛り上がりで笑い転げた。言葉のいらないパフォーマンスは、その動きにどれだけ人を引き付けるかが勝負となる。
ベナン共和国の親善大使も務める、3ガガヘッド。この南米ツアーが終わる頃は、ペルーの親善大使に任命されるかもしれない。