ペルーのファッションデザイナー、ハルミ・モモタのコレクションがペルーフェスティバルで公開
ペルーを代表するファッションデザイナーであるハルミ・モモタ氏のファッションショーが、7月26日東京・新木場で行われるペルー・フェスティバル2015で公開される。
モモタ・ハルミ氏によって生み出されるテキスタルデザインは、ペルーが誇る最高品質の天然繊維である、コットンやアルパカ、ビクーニャを使い、さらに古代ペルーの伝統的なテキスタルアートを作ってきた織り、編み、手刺繍を駆使して完成する。
モモタ氏が若手の頃から注目されたファッションデザイナーだったのは、そのエレガントでありながら斬新なデザイン、そして自然とも調和している独自のコレクションだというだけではない。
ペルーの伝統的な手芸技術を持つ職人や天然繊維を扱う生産者たちに、市場価値をあげるための開発活動を組織するワークショップを率い、厳しい品質管理を通った素材を使うことで、ペルー全体の繊維業界に貢献する仕組みを維持している点でも注目されている。
洗練されたデザインと民族的な文化を感じる手仕事とのミックスは、フランス、ドイツ、アメリカ、日本、メキシコ、コロンビア、チリでもファッションショーの成功を導いた。
実は、モモタ氏、日本のテレビでもすでに紹介されている。
フジテレビで放送された「世界行ってみたらこんなところだった」のペルー編で、女性ディレクターが、モモタ氏のコレクションをまとい、ランウエイを歩いた。
さて、世界にむけてペルーをプロモーションしているペルー政府だが、モモタ氏も大使の一人として、精力的にコレクションを発表してきている。
今年は、東京新木場の「ペルーフェスティバル2015」にて、貴重なコレクションの公開が決まっている。
華やかなドレスや小物に至るまで、ペルーを感じるファッションショーを、ぜひご覧いただきたい。