
10日、ペルーの検察は、ペルーの最大野党であるフエルサ・ポプラルの党首、ケイコ・フジモリ氏の身柄を裁判の為に予備拘束を命じた。
フジモリ氏は、2016年に大統領選に出馬。その際のキャンペーンにおいて、政治資金を不正に集めたという嫌疑がかけられている。
選挙では決選投票で、クチンスキ前大統領にはわずかな差で破ることができなかったが、最大野党のフエルサ・ポプラルは、議会の中では、大きな影響力を維持した。
先週には、父親であるアルベルト・フジモリ前大統領の恩赦が取り消され、再度刑務所に戻るという司法判断があるなど、家族の受難が続いている。
写真:ANDINA