アンデスの価値観「AYNI」を写す──写真家・岡田裕介さん、新作写真展を東京・京都で開催
ペルー・ボリビアの高地を舞台に撮影したアルパカと人々の物語
National Geographic写真賞受賞歴を持つ自然写真家・岡田裕介さんが、新作写真展 『AYNI|コノホシノアイニツイテ』 を2026年9月、東京と京都で開催。あわせて同名の写真集も刊行されます。
写真展では、2022年から何度もペルーやボリビアを訪れ、アンデス高原で暮らすアルパカやリャマを撮影してきた集大成ともいえる作品が展示されます。

アンデスに息づく「AYNI(アイニ)」という思想
タイトルとなっている「AYNI(アイニ)」とは、インカ以前からアンデス地域に伝わる価値観で、「互いに与え合い、助け合い、生かし合う」という意味を持つ言葉です。現在でもペルーやボリビアの先住民社会では、人と人だけでなく、人と自然との関係を表す大切な考え方として受け継がれています。
岡田さんは撮影を続ける中で、
「人間・動物・旅人という境界が消え、大地の一つの存在として受け入れられていた」
という感覚を抱き、それが今回の作品につながったといいます。
アルパカだけではない、「共に生きる世界」を描く
これまでペンギンやシロクマ、クジラなど野生動物を撮影してきた岡田さんですが、本作では初めて人間の存在も作品の重要な要素となっています。
広大なアンデスの大地。そこに暮らすアルパカやリャマ。そして、その家畜とともに生きる人々。
作品には、人も動物も自然も対等な存在として静かに共存する風景が写し出され、販売される同写真集後半には、旅で感じたことを綴ったエッセイも収録される予定です。
まだペルーを知らない人にとっても、本作は「アンデスという世界の価値観」を感じられるものとなるはずです。
自然や動物の美しさだけでなく、「人と自然がどう共に生きているのか」を静かに問いかける作品との出会いとなる写真展です。
写真展概要
東京会場
- 会期:2026年9月8日(火)〜13日(日)
- 会場:恵比寿・弘重ギャラリー(東京都渋谷区)
- 入場無料
京都会場
- 会期:2026年9月15日(火)〜27日(日)
- 会場:京都写真美術館 ギャラリー・ジャパネスク2F
- 入場無料
写真集も同時発売
岡田裕介写真集『AYNI|コノホシノアイニツイテ』
9月8日(火)発売
写真展会場・Online Storeにて販売
【価格】7,700円(税込)
【仕様】A4変形/ハードカバー/104ページ/私家版
9月1日(火)先行予約開始 写真展会場およびオンラインストアで販売されます。全国書店でも順次取り扱い予定です。
Online Store
https://yusukeokada.stores.jp/
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