熊本県からペルーへ今年は移住110周年、2月に記念の芸術祭開催

2月2日(ペルー現地時間)に、熊本からペルーへの移住110周年を記念した芸術祭が、日秘文化会館大ホールで開催されることになった。

主催は、ペルー熊本県人会(エドガル・アラキ会長)。この芸術祭では、J-POPなどを歌うアーティストグループの、AKINEEやPKKらがライブを行う。

ライブを行うAKINEE、PKKのメンバーは、熊本県系の日系人。また、インポート・ヒラオカ会社の寄付により人気家電製品などが当たる抽選会を開催。さらにルイス・ヒラオカ・トレス氏の寄付により、抽選で70代以上の熊本県系日系人4人を、熊本へ招待すると発表した。

ペルーへと熊本から最初に移民が始まったのは、1903年だった。そのときは203人の人たちがペルーへとやってきたという。

ペルーの日系人は、沖縄系が半数を占めるが、続いて熊本県系の日系人が多くいる。ペルー熊本県人会では、母県への思いが厚く、熊本県系としての団結力を持ちペルー社会への貢献を続けてきた。

110周年の今年は、さらに県人会のつながりを強くし、移民の歴史を未来へと継承していくことになる。

◆芸術祭情報

日時:2月2日(土曜日) 19時

場所:日秘文化会館大ホール

チケット:10ソレス(日秘文化会館内ナカチレストラン)

写真提供:ペルー熊本県人会

写真:ペルー日系人協会を表敬訪問した熊本県人会メンバー。前列左:ペルー日系人協会フクモト会長、右:ペルー熊本県人会アラキ会長


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