ペルー映画祭vol2開催

ペルー映画専門に国内で上映しているブエナワイカが、2021年に続き第二回目のペルー映画祭を開催する。

アルゼンチンやチリで制作された映画が封切られることはあっても、ペルー映画というジャンルでペルー映画を観る機会はそうない。

第一回目は全国5都市で上映。ペルーの社会問題などに深く切り込んだ映画が選択されていた。2度目になる今回も、ドキュメンタリーを含め、様々なテーマを持つ10作品が登場。今年没後60年となるペルーの伝説的詩人ハビエル・エローを描いた作品やアカデミー賞ペルー代表作品、ベルリン映画祭でジェネレーション14プラス部門国際審査員特別賞とテディ新人賞ダブル受賞作等を上映予定。ドキュメンタリーでは、ペルーのLGBTQ事情に迫る作品や、昨年劇場公開し話題となった『アンデス、ふたりぼっち』のオスカル・カタコラ監督が撮影を務めた作品が公開される。

また、今回特に注目したいのが、日本人監督によるペルーをテーマにした作品だ。

■『バモス・アヤクーチョ』
監督:山本学 出演:三浦一壮 2022年84分 ペルー・日本ドキュメンタリー 舞踏家・三浦一壮が、ラテンアメリカ 演劇祭に 招聘され ペルーの演劇人たちとワークショップなどを行いながら親交を深めていく。


■『アヤクーチョの唄と秩父の山』
監督:ホンマタカシ /出演 イルマ・オスノ、笹久保伸 2019 年 6 0 分 日本 ドキュメンタリー 二つの土地を結ぶ一人の女性の数奇な人生とペルー・アンデスの先住民音楽を追ったホンマタカシ初の音楽ドキュメンタリー。


■『K AMIKAZE TAXI 』☆1995 年キネマ旬報ベスト・テン 8 位☆第 15 回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞 片岡礼子 監督:原田眞人 出演:役所広司 、 高橋和也 、 片岡礼子
組に反旗を翻した若いチンピラと、彼と逃亡を共にするペルー育ちの日系人との交流を描くロードムーヴィー。

 クラウドファンディング実施中

ペルー映画祭応援プロジェクトとして、クラウドファンディングが8月15日まで実施。リターンは鑑賞券や映画祭オリジナルステッカー等のオリジナルグッズの数々。資金は次回開催の活動へとつながります。

ペルー映画祭公式HP:https://www.buenawayka.info/festival2

Follow me!