八ヶ岳アルパカ牧場にてペルー友好親善記念式典開催
5月29日、長野県富士見町にある八ヶ岳アルパカ牧場で、ペルー友好親善記念式典が開催された。
富士見町は、八ヶ岳のすそ野にあり南アルプスに続く自然豊かな地域だ。そうした高原の町にある「八ヶ岳アルパカファーム」は、個性豊かなアルパカたちと触れ合える牧場で、2013年5月に開園以来、多くの子供や家族連れに人気のスポットだ。
ここで初めて駐日ペルー大使を迎えて、ペルー友好親善記念式典が開催された。
アルパカはペルーのアンデス地方を代表する動物だ。そんなペルーとの縁を広げるため、高原のこの地を生かして、キヌアを育てていこうという話が生まれたという。
日本キヌア協会の日高憲三事務局長は「牧場関係者の方がキヌアに出会ったということがはじまりでしたね。エスカラ駐日大使にも相談し、春を待ってキヌアの種まきをしたらどうかという計画を立てました」と語る。
当日は、エラルド・エスカラ駐日大使と小林一彦富士見町町長らを迎え、1000名近い人たちが参加した。
ペルー友好親善記念式典では、当地の子供たちによる日本歌で、エスカラ駐日ペルー大使を迎え、参加者の大きな拍手とともに心温まる雰囲気で始まった。
会場では、ロス・アウキスによる本場アンデス音楽の演奏会、アルパカパレードがあり、ペルーを感じるイベントとなった。



